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100年越しの難問「
ポワンカレ予想」を解いた数学者の謎の失踪を追った
番組をみる(去年の再放送)。過去何人もの数学者の発見と挫折を経て、辿り着いた結末。
まるで映画のような話。「ビューティフル・マインド」「グッドウィルハンティング」「博士の愛した数式」などがよぎりました。
って観たことある数学者モノなだけですが(^^ゞ
音楽は「トゥルーマンショー」思い出した(笑)これが証明されたのは、ほんの数年前(2006年)だそうで・・・
私は当たり前のように全く知らなかったのですが(^^;
数学は全くダメ!だった人間なんで、数学にトポロジー(位相幾何学)なるものがあるのも初耳だったんですが、その中で生まれた「ポアンカレ予想」を証明する中で、まず壁になるのが「宇宙から手繰り寄せた紐が絡んじゃうから先に進めないヨ」とかいう世界に、「うそん!?」みたいな私の反応(笑)理解は根本的にできてないんでしょうが、そんな「ポアンカレ予想」の解説についつい引き込まれちゃいました。
結局、証明して見せたのはトポロジー専門の数学者じゃなくて、トポロジー側から見たら時代遅れな微分幾何学と物理学を駆使した数学者。しかも彼が実際に証明してみせた説明会に集まったトポロジー数学者たちは一様にお通夜みたいな雰囲気。というのも証明が進むにつれ「ポアンカレ予想がついに証明されてしまう」という寂しさと同時に「まったく理解できない数式で進められる悔しさ」があったというのがまた面白い。同じ数学でも言語が違うほどに全然違うものなんですね。でも「悔しい」といいながらも、当時の心境を証言をする数学者たちの顔がみな笑顔なのがまたいいです。数学で宇宙の形を想像し証明するとか、もはや想像を絶してるんですが、彼らにとって「美しい数式」っていうのは確かに存在するんですね。
しかし、証明して見せた博士は数学者の栄誉フィールズ賞をも辞退し、数学の世界から離れ現在進行形で失踪中(引きこもり中?)とは・・・。
証明の中で果たして彼は何を見つけてしまったのだろうか。
奥深し、数学の世界。
そんなこんなでたった1時間の番組でしたけど、とても面白かったです。
オグちゃんのナレーションが和む和む(笑)
そういえばこの間のフジの50周年特番、スタジオ&CM部分カット編集したら
約2時間になりました。これはどういうこった(笑)
- 2009/03/09(月) |
- テレビ
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